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絶滅危機のサイ

加藤学習塾ブログ

2024/06/28

みなさん、こんにちは。

今日は「キタシロサイ」を紹介します。

キタシロサイはシロサイの仲間であり、アフリカ中央部のケニア高原を中心に生息してました。1960年ごろには約1500頭生息してました。しかし、みるみるうちに個体数を減らし、2018年に最後のオスが死亡して、現在はメス2頭が生息するのみです。

どうして、絶滅危機に陥ったのでしょう?


それは、人間のせいです。
サイの角は漢方薬にすると、万病に効くと言われており、高値で取引されました。絶滅危機リストに掲載されても、密漁が後を絶ちませんでした。ついに、メス2頭しか生息してません。信じられませんね。

このメス2頭が死ぬのを待つしかないのでしょうか?

いえ、そうではありません。
実は、2018年に死亡した最後のオスの個体の精子を冷凍保存してます。
とはいっても、生き残ったメス2頭とは、血縁関係にあり、人工受精・妊娠は難しいです。

さてどうするのでしょう。

2022年に、キタシロサイのiPS細胞から卵子や精子のもととなる始原生殖細胞様細胞(PGC様細胞)の作製に成功したと発表されました。計画では、ここから、卵子を作製して、冷凍保存された最後のオスの個体の精子と体外受精させて、胚をつくり、それを、キタシロサイの亜種であるミナミシロサイのメスに妊娠させて出産させるというプロジェクトがあります。
壮大なプロジェクトですね。
ちなみに、このプロジェクトで使用されている技術は、ノーベル賞を受賞した京都大学の山中教授が発表したiPS細胞の技術が使われてます。
また、キタシロサイを復活させるプロジェクトに、大阪大学をはじめ日本の研究者も参加してます。
日本人として誇り高いですね。

さて、このプロジェクトがどうなることやら、5年後、10年後を待ちましょう。

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