みなさんのまわりには、たくさんの略称が使われていますよね。
特に、情報に関する用語は知っておいていただきたいなあと思います。
DNSは、ドメインネームシステムの略称です。
コンピュータには「IPアドレス」と呼ばれる、数字を組み合わせた住所があります。ものすごい数のコンピューターを識別するための番号が割り振られているため、そのままでは人間には扱いにくいです。それを、人が理解しやすい住所へと変換するための仕組みがDNSです。
変換と言えば、数学で言う"関数"ですね。コンピュータを自販機だと思って、そこにお金(よく分からないコード)を入れると出てくるときにはジュース(分かりやすいコード)になっている、というイメージです。
例えば、インターネットで何か検索したとします。用語を入力してから体感で1秒足らずで、結果が出ますよね。ものすごく速いですが、その0コンマ数秒の間に、何台ものパソコンを経由して検索結果にたどり着きます。
経由するコンピュータの1つ1つはDNSサーバと呼ばれます。
システムをみたときの印象としては、ボール(要求)を次々とパスしているようだと思いました。「これを調べて」という要求を、あるDNSサーバに送り、返され、次のDNSサーバに送り、返され、また次のDNSサーバに...
...
人間からみるとすごく手間がかかっているように見えますが、さすがコンピュータですので、返答は速い方ですね。
みなさん、検索結果が出るのに時間がかかっても、イライラしないでやってください。回線が混み合ったりしているとは思うのですが、パソコンは一生懸命サーチしていますから...。笑