みなさんこんにちは!左近先生です。
以前からお伝えしていた通り、
7月11日(水)は僕の初めての「裁判」の日でした。
もう何度も通った裁判所ですけど、実際に法廷に立つのは初めてです。
「未払い賃金請求事件」
これは僕が勝手にそう呼んでいるのではなく、
裁判所から正式に名付けられた名称なのです。
僕がコンビニで深夜勤務していた、およそ半年分の給与が支払われていない件。
店長である現職の赤磐市議会議員を相手に訴訟を起こしました。
一方的に支払わない相手方が悪いのだけど、
連絡を無視し、何かにつけて支払いを延期してきます。
相手は何を言い出すかわかりませんから、こちらは用意周到に
スマホのLINEやショートメールのやりとりや通話発信記録などの
スクリーンショットをプリントアウトし、証拠を揃えます。
相手側の異議申立書の内容に関わる音声データをCD-Rに焼き
相手の言い分が通らないことを物的証拠として提出できる準備もしました。

知り合いや加藤塾の先生方にも裁判に詳しい方がいらっしゃり、
勇気付けられたり、相談に乗ってもらえました。
みなさん、ありがとうございました。
前日である10日(火)の夕方になって急展開です。
相手側から僕のスマホにショートメールが送られてきました。

おいおい、「仕事の都合で行けません。」だと...。
「被告」という立場が理解できているんでしょうか。
「期日呼出状」を前々から受け取っておいて直前になってキャンセル。
「裁判やってやるわ」と僕に凄みを利かせて言ったあの威勢はどこへやら。
驚いて裁判所にすぐ電話をかけましたが、
すでに時間外になっており、つながりませんでした。
これは罠かもしれないと思いました。
自分は欠席しますと言って僕を休ませておいて、
自分だけ出廷すれば、その意見が全て通ります。
あの人ならやりかねません。
僕は相手の出欠に関わらず、当日は出廷しなければなりません。

当日の朝、僕は時間通りに向かいました。
裁判所2階のとある法廷に。
映画やドラマで見たことのあるあの独特のテーブル配置。
撮影・録音は禁止なので写メはないです。
僕の他にいくつも案件があるみたいで
自分の番が来るまで、傍聴席で座って待っていました。
最後が僕の番でした。
やはり被告は来ません。
僕だけ原告側の席に座ると、相手が欠席であることが伝えられました。
その代わり「答弁書」という書面を手渡されました。
相手の言い分です。
前回の「異議申立書」とは違う内容が書かれていました。
・「出勤等相違している点がある」
相手側は僕の勤務の日時を記録していません。
つまりは元々僕に支払うつもりもなかったのでしょう。
しかし僕はしっかりと記録しています。
何とを比べて「相違」と言っているのでしょうか。
そして僕は自分の記録を見せません。
見せれば僕のデータを参考にして
都合よく勤務記録を改竄される可能性があるからです。
・「店舗内の商品を無断で持ち出し、飲食している点がある」
これは許せません!
僕は廃棄品なら食べていいという許可をもらっていました。
LINEメッセージの証拠もあります。
それに廃棄品は確かに食べましたが、
販売可能な商品に手を付けたことは一度もありません。
塾の仕事から飲まず食わずで向かい、手伝っていた僕になんてことを。
僕は欲しい商品があればきちんと購入していました。
商品を無断で盗んだというなら、その証拠と被害額を提示願いたい。
今まで一度もそんなことを咎めたことはなかったのに
よほど反論要素がないのでしょう。
それに僕は業務で使う掃除道具や、調理道具や、洗い物のためのゴム手袋も
自費で用意していましたし、商品棚から買う事さえありました。
そんな僕を自分は50万円ダマしているくせに、逆に僕を泥棒扱いするとは...。
・「月々5万円の分割払いを希望」
これは僕への反論ではありませんが、おかしいです。
先月会って声をかけた時には僕に
「支払う意志がある。56万円用意できている。」と言いました。
証拠として録音をしています。
そもそもそれを支払えば、裁判なんてしなくても済んだのに。
相手は「支払う意志がある。」と宣言することで、
「払ってやれ。」などの周りからの批判から逃れることができてたようです。
この要望を見ると給料は用意できていないと思われますね。
正式な雇用契約を結ばずに僕を働かせて賃金を支払わない。
これは犯罪です。ましてや市議会議員が...。
刑事告訴に切り替えることも視野に入れておきます。

被告が答弁書提出のみで出廷せず、判決は出ませんでした。
いつも逃げてばかりです。延び延びになってる。
また裁判所に呼び出されることになりました。
次は8月1日(水)の朝...。
夏期講習に集中したい...。
ではまた、失礼します。