みなさんこんにちは!左近先生です。
以前も「猫」についての記事を書きました。
僕がお仕事から帰宅すると、よくネコちゃんが待っていてくれています。
僕の車の音が車庫の方からするとわかるのでしょう。
畑にいても駆けつけてくれます。
それは僕があげる餌が欲しいだけなのかもしれませんけど、
その際に必ず抱き上げてハグします。
野良猫で最初は警戒心が強かったのが、ここまで懐くとは。
完全に力を抜いて、体を預けてますねw
専用の猫の餌入れの中にカリカリを入れてあげます。
好きなキャットフードは「キャネットミックス」。
パッケージの猫の絵が、うちのネコちゃんと似ています。
先日の帰宅後「今日はいないのかな」と思っていると
ネズミを咥えながら戸を叩いて現れました。
僕んちは山の近くで農業もしてるので、時々ネズミも出るのです。
ネコの習性を何も知らない人なら
「そんなもの咥えて汚い、ちゃんと餌あげてるでしょ」と考え、
ネコちゃんを叱る人もいるかもしれません。
けれど、それをやっちゃぁいけません。
ネコちゃんはイジケてしまいます。
元来ネコは狩りをする動物なので、小動物を追い回すのは本能なのです。
「よく取って来れたね」と頭を撫でてやらないといけません。
保護者懇談をしていて思うのが
自分のお子さんを「できない子なんです...。」とおっしゃる方がおられます。
謙遜しているのか、本当に悪く思っているのか。
僕が好評価してて褒めてあげたい生徒なのに、
もっと点数が伸びないものかと高望みする方もいらっしゃいます。
褒めるべき時には、とことん褒めて喜ばせてあげないとね。
この話を書いていて思い出した出来事があります。
今年の春にある公園に行って、ベンチに腰掛けていると
坊ちゃん刈りの幼稚園くらいの男の子が
ベンチに土足で上がり、少し間隔を空けた隣のベンチへと
次々にピョンピョン飛び渡っていました。
僕は「ケガだけはしないでおくれよ」と思って眺めていました。
そばにいた母親は
「○○くん、もうそんなに飛べるようになったんね、スゴイね。」
と褒めていました。
しばらくして、その男の子は父親と一緒に来て
またベンチからベンチへと飛び渡っていました。
「○○くん、そこは靴で上がる所じゃないよ。
みんなが座るところだからやめようね。」
と父親は男の子を制止しました。
男の子にしてみれば、母親から褒めてもらったので
父親からも見てもらって褒めてもらいたいと思い、
やってみたら違ったと...。
褒めてもらうのって難しい
褒めるのって難しい
同時にそう感じた瞬間でした。
そしてその時に僕が感心したのは
その父親が優しく男の子を傷付けずに行動を抑え留めたことです。
「教育」にも同じことが言えます。
「遊ばず怠けず勉強してほしい」というこちらの思いを
どのように伝えるか。
言い方次第では相手はショックを受けますし、ストレスを感じ、
逆に勉強をしなくなるかもしれません。
だからといって甘く指導すると、何も変わらないんですよね。
勉強をしようとしない生徒の「やる気」を引き出すのは
本当に難しいです。
「勉強」が人間の本能であればいいんですけどねw
そうもいかないみたいです。
「将来の自分のためになるんだから、勉強しなさい」
よく聞く言葉です。
ですが最近そんな話題の中で、心に留めた言葉があります。
「自分が勉強し学んだことは、誰かの役に立ちます。」
この思いがあれば向上心は止まらないんだ、と。
誰かの役に立って、誰かを救うことになるんだ、と。
その誰かとはまだ出会ってもいない人かもしれません。
でもこの考え方って、とても素敵なことだと思います。
そしてそれは自分以外のためであるけれど
めぐりめぐって自分のためになるんですよね。
ではまた、失礼します。