英語構文に気をつけよう~動名詞・助動詞・比較・関係代名詞・不定詞の混合~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語構文に気をつけよう~動名詞・助動詞・比較・関係代名詞・不定詞の混合~

加藤学習塾ブログ

2023/11/20

みなさん、こんにちは。

次の英文の構造を見てみましょう。

"Understanding structure of the house is one of the most important things firefighters should be aware of to effectively attack the fire."
(家の構造を理解することは消防士が効果的に消火するために気をつけるべき最も大事なことの一つです。)


この英文ですが、いろいろな文法事項が混ざっているので、細かく見ないと正しく日本語訳にするのが難しいです。
まずは意味の区切りで区切りましょう。

"Understanding structure of the house // is  // one of the most important things // firefighters should be aware of // to effectively attack the fire."
【家の構造を理解することは(主語)・~です(述語)・最も大切なことの一つ(補語)・消防士が気をつけるべき(関係詞節)・効果的に消火するために(不定詞句)】


①Understanding structure of the house【家の構造を理解することは(主語)】
文の最初の~ing形は「~すること」という動名詞のかたまりで主語のかたまりをつくることが多いです。

②is(述語)
後ろにも「should be aware of」や「to effectively attack」というふうに動詞があるが、このisを文全体の述語とみなすことができるかがポイントです。後述の関係詞節や不定詞句に気をつけたい。

③one of the most important things【最も大切なことの一つ(補語)】
比較表現で「one・of・the・最上級・名詞の複数形」で「最も~な~のなかの一つ」という頻出表現です。

④firefighters should be aware of【消防士が気をつけるべき(関係詞節)】
〈名詞・SV~〉のように、名詞の後ろにSVの節が続くときは、関係代名詞の省略です。今回は最上級の後なので、whichは補うことができず、thatのみ関係代名詞を補うことができます。(※最上級・only・firstやsecondなどの序数・all・noなどの数を限定するものが付いた場合は関係代名詞は基本thatのみしか用いることが出来ません)。また、「be aware of(~を気をつける)」なので、「be aware of」で一つの意味の固まりです。対象を表すofに注意ですね。

⑤to effectively attack the fire【効果的に消火するために(不定詞句)】
to原形なので、不定詞句ですね。今回は「~するために」という目的です。


このように、一見複雑でも意味の区切りで区切り、一つ一つの文法事項に気をつけながら、英文の意味を正確に訳せるように気をつけていきましょう。

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