英語の名言から学ぼう~アドラー②~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語の名言から学ぼう~アドラー②~

加藤学習塾ブログ

2022/07/05

みなさん、こんにちは。

今日はアドラーの名言を見てみましょう。
アドラーは1度紹介しましたが、現代心理学に大きな影響を与えた偉人です。個人に焦点を当てたパーソナリティ理論など「個人心理学」のパイオニアです。
今日は以下の英文を見ていきましょう。


"Happiness of the three elements is, whether you like yourself, whether or not you have a good human relations, and whether or not to contribute to people and society."

(幸せの3要素は、あなたがあなた自身を好きかどうか、よい人間関係をもっているかどうか、そして、人々や社会に貢献しているかどうか、である)


英文について解説すると、3つをつなげるときに「A, B , and C」のように最後だけ接続詞andが付きますね。
「whether」は「whether A or not」か「whether or not A」の形で「Aをするかどうか・Aをしようがしてなかろうが」という意味です。

幸福度ランキングという統計があったりしますが、そもそもどうやって幸福を測定できるでしょうか?幸福とは何かというヒントがこの1言にあるように思われます。
まず、心理学の用語でいうと、「自分はいい人」という自己肯定感が大事ですね。そして、家族・友人・学校・職場・近所・地域社会などの人とのつながりが大事だとアドラーは述べていますが、日本古来からの考えとして「縁(えん)」がありますね。一期一会なので、「縁」は大切にしたいですね。そして、肝なのが、「人々や社会に役立っているのか」という自己有用感(これも心理学の用語です)です。
役立っているからこそ、最大限の幸福を味わえます。
そのために、知識やスキル・技能を身につける場として、つまり「将来、人々に貢献して幸福を得る」ために何が出来るかを模索して追求する場として、「学びの場」があります。
勉強は苦手・嫌いというイメージはつきやすいですが、将来の自分のためです。目標をたてて、興味・関心のあることを追究して、将来の自分のために「自己磨き」するのが「学び」の姿だと思います。
AIがどんどん進化している社会だからこそ、何が出来るのか真剣に考えて学ぶ必要がありますね。

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