扇風機の誕生と日本での広がり――「風を送る文化」のはじまり|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

ブログ

扇風機の誕生と日本での広がり――「風を送る文化」のはじまり

加藤学習塾ブログ

2025/07/14

猛暑が続く日本の夏。今では当たり前に使われている扇風機ですが、その歴史は意外と古く、日本に初めて輸入されたのは明治時代のことでした。

当初はアメリカ製の電動扇風機で、医療や工場のために使われていましたが、一般家庭に普及するようになったのは昭和初期。高度経済成長期に入り、家電製品の一つとして人気が高まりました。

面白いのは、日本独自の改良が加えられてきたこと。例えば「首振り機能」は日本のメーカーが発明したとされ、風が一方向だけに当たるのを避け、室内全体を快適に保つ工夫が生まれました。

また、昔ながらのうちわや団扇(だんせん)から、現代の羽根なしファンや静音モデルまで、日本人の“風へのこだわり”はとても深いものがあります。

クーラーのない時代から、風で涼を取る知恵と工夫を積み重ねてきた日本の夏の歴史。
扇風機の風に当たりながら、そんな文化の歩みに思いを馳せてみるのも一興です。

戻る

RECOMMEND
あなたへのおすすめ

  • 2022/04/30
  • 加藤学習塾ブログ
代名詞の話~ここに代名詞があるの?~

  • 2025/09/19
  • 加藤学習塾ブログ
世界の珍しいカレンダー

  • 2025/08/25
  • 加藤学習塾ブログ
“なぜ勉強するのか”を考える時間

  • 2025/02/13
  • 加藤学習塾ブログ
学年末テスト 一般入試まであと26日!

  • 2024/10/21
  • 加藤学習塾からのお知らせ
加藤学習塾ニュースレター2024.11月号

  • 2025/10/10
  • 加藤学習塾ブログ
なぜ“秋の虫の声”は日本人にだけ音楽に聞こえるのか?
RECOMMEND
閲覧数ランキング