試験前あるある!なぜ緊張するとトイレに行きたくなるの?
加藤学習塾ブログ
2025/06/07
「試験前になると、なぜかお腹が…」
テスト直前、発表会の前、面接の直前――
「トイレ行きたくなる…」と感じたこと、ありませんか?
実はこれ、多くの人が経験している“緊張あるある”。
でもなぜ、緊張するとトイレに行きたくなるのでしょうか?
今日はその不思議なしくみを、ちょっとだけ”科学的”に解説します!
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🔍 理由①:緊張=“戦うか逃げるか”モードになるから
人間が強いプレッシャーを感じると、「交感神経(こうかんしんけい)」という神経が働きます。
これは、いわば体が「今から戦うぞ!」「逃げる準備をしろ!」と身構えるモード。
このとき体の中では、以下のような変化が起こります:
• 心臓がドキドキ速くなる(血をたくさん送る)
• 呼吸が浅く速くなる(酸素を取り込む)
• 消化器官の動きがストップ(胃腸に血を回さない)
「じゃあ、なんでトイレ?」と思いますよね。
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💡 理由②:「身軽になる」ために体が排出しようとする
実は、生き物としての本能が関係しています。
昔の人間(まだ動物だったころ)は、敵と戦ったり、逃げたりするときに体の中を“空っぽ”にした方が身軽になると判断していたんです。
だから緊張状態になると、無意識に:
• お腹がグルグル → 下痢や腹痛
• 尿意が高まる → トイレに行きたくなる
といった反応が出るのは、ごく自然なことなんです。
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🤯 それって弱いから? → いいえ、むしろ「感受性が高い証拠」
「トイレ行きたくなるなんて、自分メンタル弱いのかな…」と落ち込まないでください。
実は、緊張で体が反応するのは感覚が鋭く、周りにちゃんと気を配れている証拠。
プロのアスリートや有名人でも、試合前・本番前にトイレに行く人はたくさんいます!
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✅ 対処法:少しでも落ち着くには?
• 深呼吸をゆっくり3回 → 副交感神経が優位になってリラックスモードに
• 温かいお茶や白湯を飲む → 胃腸が落ち着きます(※ただし飲みすぎ注意)
• 「あ、これは体の正常な反応だ」と知っておく → それだけでも安心感に!
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📝 まとめ
緊張してトイレに行きたくなるのは、「本番に向けて体が本気モードになっている」サイン。
決して恥ずかしいことではなく、むしろそれだけ真剣に向き合っている証です!
「なんでこんな時に…!」と思ったら、「よし、ちゃんと集中してるってことだな」と前向きに受け止めてみてくださいね。
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